平成28年度 発掘最前線 7月

 

2016年7月15日 (金) 1週目

平安時代の火山灰が確認されました。


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 第U層の中から、黄白色の火山灰が確認されました。第U層は縄文時代の中期後葉以降に堆積した土で、この火山灰は平安時代に朝鮮半島の白頭山の噴火に由来するものと考えられています。第U層中にブロック状に堆積しており、灰の中には細かな火山ガラスのようなものも確認できます。
 第U層中で火山灰が撹乱を受けずに堆積していることから、その下の縄文時代の層である第V層も、良好な状態で残っていると考えられます。このため、慎重に掘り進めています。

2016年7月22日 (金) 2週目

辻委員による現地指導が行われました。


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 7月12日、三内丸山遺跡発掘調査委員会委員の辻誠一郎東京大学大学院教授による現地指導が行われました。辻委員は、縄文時代の環境などについて長年研究されています。指導を受け、今年度確認されている「溜池状遺構」が機能していた時期や環境、周辺の縄文時代の地形についての情報を得るために、今後は遺構内を精査し、併せて自然科学分析を行う予定です。

2016年7月29日 (金) 3週目

発掘現場公開・現場ガイドが始まりました。


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 7月20日、今年度発掘調査現場の公開が始まりました。9時から17時(昼休みをのぞく)には、自由に発掘現場を見学することができます。11時からは、発掘調査の目的や現在の状況について説明する現場ガイドを行っていますので、ぜひお越し下さい。現場公開と発掘現場ガイドの詳しい日時はこちらをクリックしてください。

 

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