平成28年度 発掘最前線 9月

 

2016年9月2日 (金) 1週目

多数の遺物(土器や石器)が出土しています。


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 縄文時代の地形や、ため池状遺構と関連する施設を探すために、多数の土器や石器が含まれている層を掘り下げています。トレンチの各地で遺物がまとまって出土しており、写真では円筒上層a・b式(約4800年前)の土器や石器がまとまって出土しています。

2016年9月9日 (金) 2週目

台付きの浅鉢が出土しました。


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 土器や石器の捨て場から、台付きの土器が出土しました。上部は割れていますが、類例から浅鉢形になると考えられます。縄文時代前期終わり頃〜中期初め頃(約5000年前)のものと考えられ、台部分には透かしがつけられています。この時期の土器はほとんどが筒形で、台付きの浅鉢は珍しいものです。

2016年9月20日 (火) 3週目

9月17日(土)に発掘調査現地説明会を行いました。


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 遺跡北端部にて、現在調査を進めている「溜池状遺構」、盛土、埋没した沢と考えられる部分などについて、調査担当者が説明しました。遺物展示コーナーでは、各トレンチから出土した土器や石器、土偶などを展示しました。参加された方は調査区や遺物を興味深そうに見学していました。

2016年9月26日 (月) 4週目

古い沢のあとと考えられる箇所が見つかりました。


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 沢と考えられる箇所では、黒い土が堆積しているのがわかります。また、その黒い土の上や中からは、多数の土器が出土しています。今後、その規模や機能していた時期などについて調べていきます。

2016年9月30日 (金) 5週目

第2回 三内丸山遺跡発掘調査委員会を開催しました。


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 7月に開催された第1回発掘調査委員会では、「溜池状遺構」やその周辺の様相を調べるために、ご指導・ご助言をいただきましたが、今回はその後の調査で明らかになった「溜池状遺構」の規模や当時の環境、沢などの周辺の地形について報告しました。今回の指導を受け、埋め戻す前により多くの情報が得られるよう、調査を続けていきます。

 

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