平成29年度 発掘最前線 9月

 

2017年9月4日 (月) 16週目

台付き鉢が出土しました

写真 出土状況は、写真や図面などで記録をとりました。

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Kトレンチの盛土と考えられる部分で、台付き鉢などの遺物が出土しました。台付き鉢は高さが10cm程で、口縁部にはとってがつけられており、縄文時代前期末葉〜中期初頭(約5000年前)のものと考えられます。口縁〜体部には縄を転がしてつけた文様がありますが、台の部分にはありません。Kトレンチのこの地点からは、これまでに多くの遺物が出土していますが、台付き鉢は初めての出土です。

2017年9月11日 (月) 17週目

現地説明会を開催しました

写真 Kトレンチで、発掘調査内容の説明を行っているようすです。

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9月16・17日、三内丸山遺跡第41次発掘調査現地説明会を開催しました。今年度調査を実施した沢跡や盛土と考えられる箇所を見学していただきました。また、発掘現場の近くでは出土遺物を展示し、遺物に触れる体験も行いました。
今年度の発掘現場公開はこれをもって終了となります。現場ガイドには、合計で1000人以上の方に参加していただきました。ご来場、ありがとうございました。


2017年9月19日 (火) 18週目

合わせ口の土器埋設遺構が確認されました

写真 土器埋設遺構の周辺では敲磨器(こうまき:たたいたり磨いたりするのに使う石製の道具)などが出土しました。

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Kトレンチの北側で、盛土と考えられる箇所を掘り下げていたところ、2個の土器が合わせ口状態で置かれている土器埋設遺構が確認されました。土器は施されている縄文などから、円筒下層d1式(前期末葉)のものと考えられます。このトレンチ周辺では他にも複数の土器埋設遺構が見つかっており、盛土と重なるように墓域が広がっていたと考えられます。


2017年9月25日 (月) 19週目

第2回三内丸山遺跡発掘調査委員会を開催しました

写真 現地指導の様子です。

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委員会では、今年度調査を行った沢跡や、沢跡と「溜池状遺構」の関連性、盛土と考えられる箇所について、ご指導をいただきました。また、来年度の調査予定についても貴重なご意見をいただきました。
今回の指導を受け、より多くの情報が得られるよう10月も調査を続けていきます。


 

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