平成30年度 発掘最前線 6月

 

2018年6月4日 (月) 3週目

土器が出土しました

写真は、縄文時代中期後葉の土器が出土した状況です。

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縄文時代の盛土の堆積状況を調べるために調査区を掘り下げたところ、土器がまとまって出土しました。写真の白い土器には把手が付いており、特徴的です。周りからは獣骨も出土しています。これらの土器は盛土の一番上の層に近いところから出土しました。今後は北側の斜面で盛土の範囲や堆積状況を調べる予定です。


2018年6月11日 (月) 4週目

盛土から土器が出土しました

写真は、土器が出土した状況です。

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盛土を掘りはじめたところ、土器の破片が出土しました。もとは1個の土器だったようですが、壊れた状態で見つかりました。写真の中央付近で輪のようにみえるのが底のほうで、口に近い部分は2箇所に分かれて散らばっています。形や文様の特徴から、縄文時代中期後葉の土器とみられ、盛土がこの時期まで作られ続けたことがわかります。


2018年6月18日 (月) 5週目

盛土の範囲確認を続けています

写真は、サブトレンチを掘っている状況です。

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調査区の端の細長い試し掘り用の溝(サブトレンチ)を掘り、土層の特徴を調べています。盛土の発掘調査では、このように調査区の一部を狭く掘ることで、遺構への影響を最小限にしつつ、土層の広がりや重なり方を確認し、今後の調査の進め方を決めていきます。


2018年6月25日 (月) 6週目

盛土の堆積状況を確認しました

写真は、盛土の堆積状況です。(写真左が北)

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盛土の土層には細かな炭の粒や焼けて変色した「焼土」の塊が混じっています。盛土と重なってみつかった溝跡の埋め土を掘り下げたところ、壁に黄色や黒色の土が薄く重なってきた特徴的な盛土の地層がみえてきました。現在調査している盛土の地層は台地の端から斜面に向かって北側に傾斜しており、南側から土や土器が捨てられていた様子がうかがえます。

 

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