縄文時代の扉を開く

墓  大人の墓と子供の墓は区別されていました。また、道路に沿うように墓を配置するなど、墓を作るにはいろいろなきまりがあったようです。
■ 大人の墓 ■
大人の墓  集落の東側から大規模な大人の墓地が見つかっています。大人は亡くなると地面に楕円形の穴を掘って埋葬しました。大きさは12.5メートルで、手足を伸ばして埋葬されたものと考えられます。中からヒスイのペンダントややじりがまとまって出土した墓もあります。

■ 墓の配置 ■
  大人の墓は南北を向くように道路をはさんで東西方向2列に、それぞれ足を向けて、向かい合うように配置され ていました。
■ 墓と道路 ■
  2列に並んだ墓の間には道路が通っていました。縄文時代の道路は地面を掘り下げて、浅い溝のようになっていました。幅約12メートル、長さが420メートル以上海の方向へ延び、その両側に大人の墓が並んでいました。
■ 環状配石墓 ■
環状配石墓  集落の西側から、周りを石で囲んだ、この集落の有力者のものと考えられる墓が見つかっています。直径が約4メートル程で、土を盛っているものもありました。これらは道路にそって斜面に並んでいます。
■ 子どもの墓 ■
子どもの墓  子どもは亡くなると、 普段使っている土器の中に遺体を入れ、埋葬します。 土器の大きさから考えて、おそらくは1才前後の子どもと考えられます。中から丸い石が見つかる場合が多いです。これまでに800基以上の子どもの墓が見つかっています。

 

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