【展覧会】 特別展「三内丸山と漆-くらしを彩る技-」
スケジュール
日付:2023年7月21日 ~ 2023年9月18日
漆液容器と顔料(三内丸山遺跡出土/三内丸山遺跡センター蔵)
本展では、縄文時代の人々の生活に深く根付いていた自然資源の利用の1つである漆に焦点を当て、三内丸山遺跡をはじめとした青森県内の出土品を中心に漆製品や製作技術に関する資料を展示し、縄文時代の漆製品の特徴や技術について探ります。
会 期
2023年7月21日(金)~9月18日(月・祝)
観覧時間
9:00~18:00
※入館は閉館の30分前まで
休館日
8月28日(月)
観覧料
一般900円(720円)、高校生・大学生450円(360円)、中学生以下無料
( )内は20名以上の団体料金
※特別展観覧料で遺跡を含む常設展もご覧いただけます。
主 催
三内丸山遺跡センター
展示構成
1 ウルシとは
植物としてのウルシの特徴、漆液の特性等について解説します。
ウルシの樹液が染み出す様子
2 くらしを彩る漆
青森県内を中心とする縄文遺跡から出土した漆製品等を紹介し、様々なものに漆が塗られたことや、時期的な変遷について解説します。
漆塗り土器(亀ヶ岡遺跡出土/青森県立郷土館蔵/風韻堂コレクション/県重宝)
木胎漆器(向田(18)遺跡出土/野辺地町立歴史民俗資料館蔵/重要文化財)
3 漆と赤と黒
三内丸山遺跡における漆製品の製作技術の痕跡等から特徴を示すとともに、漆製品の製作工程や関連技術について解説します。
木胎漆器(三内丸山遺跡出土/三内丸山遺跡センター蔵)
赤色漆塗り土器(漆下遺跡出土/北秋田市教育委員会蔵)
4 漆と人のつながり
青森県内における弥生時代以降の漆製品等について概観し、縄文時代以降も漆が人々の暮らしと深い関わりをもっていたことを示しながら、三内丸山遺跡から出土した漆関連資料の意義に迫ります。
唐漆箱枕(寄附資料/青森県立郷土館蔵)
関連イベント
参加無料(※遺跡や展示を見学する場合は観覧料が必要になります。)
特別展関連講座(全3回シリーズ)
7/30(日) テーマ:青森県の漆利用 講師:当センター職員
8/26(土) テーマ:縄文人と漆 講師:当センター所長 岡田康博
9/9(土) テーマ:現代の漆工からみえる縄文漆の魅力 講師:日本文化財漆協会常任理事 斎藤和彦氏
※各回10:00~11:30・定員30名(事前申込制)
さんまる縄文体験「粘土のアクセサリーを作ろう」
9/2(土) 10:00~15:00
※定員20名(事前申込制)
※イベントの詳細については、三内丸山遺跡センターへお問い合わせください。
その他のイベント
参加無料(※展示を見学する場合は観覧料が必要になります。)
三内丸山縄文夏祭り
7/22(土)・7/23(日)
特別展チラシ
お問い合わせ先
三内丸山遺跡センター 保存活用課
TEL.017-782-9462 FAX.017-781-6103