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三内丸山遺跡についてabout

発掘最前線2025年

第1週(5月19日~5月23日)

第50次調査を開始しました

                  

                 

第2号道路跡と昨年度の第49次調査区(北から)

 

遺構と遺構確認面保護の砂を取り除く作業(Aトレンチ)

 5月19日(月)、今年度の発掘調査(第50 次調査)がはじまりました。調査地点は第2号 道路北端周辺で、調査期間は10月31日(金) までの予定です。  

 昨年度の第49次調査の継続調査であり、左 上は調査時の写真です。  

 これまでの調査で第2号道路跡は南に向かっ て370mにわたって延びることが確認されてい ます。道路跡の西側にはお墓が並んでいます。  

    第50次調査では、昨年度に設定したAから Dのトレンチで、さらに掘り下げ、詳しく調査します。  

    まずは、昨年度の調査終了時に遺構と遺構 確認面の保護のために入れた砂を取り除きます。

 左下の写真は調査開始の5月19日に撮影し ました。

 砂の下から遺構を保護した土のうが現れまし た。さらに砂を取り除いて、遺構確認面の黒 褐色土が現れたあとで調査が本格化します。

 発掘調査の週ごとの進行状況や成果は、「発 掘最前線」で最終週まで掲載します。  

 発掘調査現場の公開は、7月初旬から9月 中旬の平日を予定しており、発掘調査日の午前 11時から調査担当職員による説明会を15分程度で 行ないます。