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三内丸山遺跡についてabout

第2週(5月26日~5月30日)

 第2週も、昨年度の調査終了時に遺 構の保護のために入れた砂の取り除き 作業を、Aトレンチ及びBトレンチで継 続しました。 砂は、ものです。

 Aトレンチは、縄文時代中期後半 の墓域にあたります。遺跡の中でも 重要な地点の一つです。  お墓は楕円形で、黒褐色土が堆 積しています。  土のうをはずし、砂を取り除く と、石が顔を出しました。お墓の 上に置かれたものです。

 板状の石を2点並べたもの、楕 円形・棒状・板状の石を集めたも の、大きな石を置いたものが見え てきました。

 石の大きさや置き方の違いは何 に由来するのか(時期の変化を反 映しているものなのか)等調べる ために慎重に調査する予定です。

 

 そして、Bトレンチでも砂の取り 除きが終わりました。遺跡中心部 に近い場所で、南盛土の西側にあ たります。

 来週(調査第3週)は、この場 所から砂の下の黒褐色土の掘り下 げを始めます。

 

 

第3週はこちら