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三内丸山遺跡についてabout

第3週(6月2日~6月6日)

Dトレンチを清掃し、Bトレンチで黒色土を掘り下げました

 

 

 

 第3週は、Dトレンチの清掃から始めました。  土の堆積を見るために掘り下げた北側部分(写真上右側)では、人為的と考えられる堆積土が断面に現れました。斜めに土が重なり、東側 (下側 ) では急傾斜となっています。

 

 翌日からは、遺跡中心部に近いBトレンチで黒色土の掘り下げを始めました。

 木の根は、野球場建設等の工事の前に伐採された現代のものです。

 少しずつ縄文土器片や石器が出土し始めました。土器片は小さく、摩耗しています。

 しだいに、黒褐色土が調査区内に見えてきました。

 縄文時代中期後葉より古い時期の第Ⅲ層の可能性があります。その黒褐色土の中から磨製石斧が1点、見つかりました(写真下)。

 

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