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三内丸山遺跡についてabout

発掘最前線2026年

第11週(8月3日~8月7日)

新たな調査区の表土掘削を行いました。

 

 

 墓域の広がりを確認するため、新たに2つの地点の調査を開始しました。
 表土( 地表の土) は重機で掘削します。調査担当職員が立ち会い、土の色の変化や遺物の有無を慎重に確認しながら掘り下げました。
 重機による表土掘削が終わった後は、人力で土を掘削し、遺構の有無を確認していきます。

第10週(7月27日~7月31日)

土坑の可能性がある箇所の精査を開始しました。

土坑の可能性がある箇所(中央の黒っぽい土の範囲)

精査の様子

 調査区の中央付近でみつかった土坑の可能性がある箇所の精査を開始しました。全体の半分を掘削し、土層がどのように堆積しているか観察できるようにしています。
 堆積土の中には土器などの遺物が含まれている可能性があるため、移植ゴテやナイフを使って慎重に掘削していきます。
 三内丸山遺跡の発掘調査は保存を前提としているため、すべて掘り切ることはせず、後に検証できるように調査を進めています。

第9週(7月20日~7月24日)

新たな調査区を掘削する準備をしました。

 

 7月14 日に開催した発掘調査委員会の助言を受け、現在の調査区の両脇に新たな調査区を設定する準備を始めました。重機で表土を掘削するために、支障となる木の伐採や草刈りを行っています。
 また、金曜日には、調査区内で「さんまる縄文体験」のメニューのひとつである「発掘をしてみよう」を実施しました。参加者の皆さんは職員から説明を受けたあと、移植ゴテや竹べらを使って慎重に発掘していました。

第8週(7月13日~7月17日)

第1回発掘調査委員会を開催しました。

 

 

 三内丸山遺跡では、調査・研究に対する指導や助言を受けるため、発掘調査委員会を設置しています。
 7月14日に今年度1回目の発掘調査委員会を開催し、第2号道路跡西側の墓の広がりを把握するための今後の発掘調査の進め方について指導を受けました。
 また、今年度も縄文時代中期の環境解明のためのボーリング調査を予定しています。その対象地である近野地区西側の谷の様子を確認し、助言を受けました。
 委員会の検討内容を踏まえ、引き続き調査を進めていきます。

第7週(7月6日~7月10日)

過去の調査でみつかった墓を検出しました。

環状配石墓

土坑墓

 過去に発掘調査を行い、その後埋め戻した環状配石墓の一部と土坑墓2基を検出しました。
 環状配石墓については、構築された土層や墓を覆っていた土層を確認し、今後の調査に生かしていきます。

第6週(6月29日~7月3日)

遺構検出作業を続けています。

 

 調査区壁面の断面図を作成し、土層の堆積状況を記録しました。
 写真の黄色い線を引いた部分が、第4週目に掲載した盛土状遺構の堆積土です。
 また、7月1日からは現場公開を開始しました。公開時間内は見学路から自由に現場の様子をご覧いただけます。午前11 時からは調査担当職員が現場の説明を行います。詳しくは下記のページをご覧ください。

◇第51 次調査現場公開◇ 

 

 

 

 

第5週(6月22日~6月26日)

遺構検出作業を続けています。

 先週までに引き続き、縄文時代の土層を掘り下げ、遺構の有無を確認しています。調査区の壁面をまっすぐに整えて土層がどのように堆積しているのかを確認しながら掘り進めます。
 また、遺構確認作業と並行して調査区の測量を行っています。

第4週(6月8日~6月12日)

盛土状遺構を検出しました。

 

 過去の調査で一部が確認されていた「盛土状遺構」を検出しました。
 少量の炭化物や土器などが混じった褐色のローム質土が3mほどの幅で等高線に沿って広がっています。
 今後は盛土状遺構の時期や成り立ち、墓などの遺構との関係についても調査していきます。

第3週(6月8日~6月12日)

過去の調査のトレンチを掘削しました。

↑これが

こうなりました

 今週は過去の調査で掘削し、埋め戻したトレンチ(調査のために掘った溝状の穴) を再度掘り上げました。
 一度調査を行った場所は、埋め戻す際に目印として砂を入れています。砂を取り除き、トレンチの壁面で土層がどのように堆積している
のかを確認し、どこまで掘り下げるかを決めます。

第2週(6月1日~6月5日)

遺構の検出作業を行っています。

 

 重機で表土を取り除いたあと、人力で土を掘り下げ、遺構の有無を確認していきます。土の色の変化を観察しながら、鋤簾(じょれん)というクワのような道具や移植ゴテを使って削るように地面を掘り下げていきます。

 

 今週は調査区にノウサギがやってきました。

 縄文時代の三内丸山遺跡ではムササビと並んでノウサギがよく利用されていたようで、出土した動物の骨のうち、36%を占めています。
 遺跡内ではリスやタヌキ、キツネなどの動物がよくみられますが、ノウサギが姿を現すのはまれです。

 

第1週(5月26日~5月29日)

第51次調査を開始しました

※画像をクリックすると大きく表示されます

 

 

 

 

 

 

 

 

 5月26 日から第51 次調査を開始しました。
 今回の調査では、第2号道路跡西側の発掘を行います。
 三内丸山遺跡では、縄文時代の道路跡が3か所でみつかっており、いずれもその脇に墓が並ぶことが確認されています。
 今回調査する場所の付近では、平成6年度に第2号道路跡西側の斜面で3基の土坑墓が並んでみつかりました。また、平成14 ・15 年度の調査では、第2号道路跡に沿って環状配石墓が並ぶ様子が確認されました。
 今回は、平成6年度に土坑墓が発見された場所の南側を発掘し、土坑墓列が南側に延びるのか、また、その他の遺構があるのかどうかを調べます。
 調査期間は10 月30 日までです。なお、7月初旬から9月中旬の平日には、調査担当者による発掘調査現場ガイドを予定しています。